都立入試の出願状況が都教委の方から公表されました。都教委の公表は コチラ
しかし、この倍率に関しては、①2/13の出願取下げ、2/14の再出願によって変化するため、最終的な倍率ではありません。
現時点で倍率が高すぎる学校は取下げ再出願によってやや低くなり、逆に倍率が低すぎると思われた学校はやや高くなることがあります。
さらに私立高校の一般受験も2/10から始まり、私立高校への進学を決める生徒も出てくるため、②その後実際に受験する時の倍率はそこから一段階低くなります。
この表は、昨年度のこの動きを参考に、比較できるようになっています。
昨年度の 応募締め切り →①最終応募 →②受験倍率 までの倍率の変化が分かると思います。
Vもぎの進学研究会さんもついで表を公表しています。それがコチラ 普通科 コース・専門学科・単位制
こちらの表も同様に応募締め切りから最終応募、実受験倍率までの変化を過去受験率という形で分かりやすく表示してくれています。
そして最後に、男女別緩和枠の話があります。今年度は男女緩和枠は20%に設定されています。例年よりも多くなり、男女の倍率の差はいつもよりも小さくなるはずです。そのため都教委の表もVもぎ、Wもぎの表も男子と女子の倍率は別に表示されていますが、実際はその男女の倍率の差をやや埋めた倍率が実倍率と考えられます。
募集人員が男子100名、女子100名、計200名の場合
[1] 募集人員の各8割に相当する、男子80名、女子80名の合格者を決定します
[2] 残り2割に相当する、40名 は男女を問わず、合格者を決定します
よって 40名の枠については男女の枠関係なく、勝負することになります。よって女子の倍率が高く、男子の倍率が低いという場合はその差が少し埋まる形になります。
Vもぎの表はこれを反映した推定値になっていると思われます。
このように、単純な表の倍率をみて判断することは難しいため、先生や塾の先生の判断も仰ぎつつ判断する必要があります。
まずは、現在の倍率に一喜一憂せず、自らの学力を一歩でも高めることに専念しましょう。自分の力でコントロールできる部分に専念し、コントロールできない部分は天に任せることが重要です。
私立併願、一般入試が明日の2/10から始まります。極めて強い寒波が来ていますが、受験生の皆さんが全力を出せることを祈ります。
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